ひざの痛みやこわばり・・・あなたに合う治療法とは?

変形性膝関節症の治療法には、生活指導、運動療法、物理療法、装具療法、鎮痛薬投与(貼り薬、飲み薬)、ヒアルロン酸注射、手術があります。症状の進み具合や、その人のライフスタイルによって、ある程度治療法を選ぶことができます。

下の図のように、重症になって関節軟骨がほとんどすり減り、痛みが強い場合には手術を行うこともありますが、運動療法や温熱療法、装具療法を組み合わせることで、ふつうの生活を送れる人が多くいます。

膝関節症度合い別治療法
主な治療法
生活指導

生活指導でもっとも大切なのは減量です。5kg減量すれば、ひざへの負担は歩行時で−10kg、階段の上り下りで−35〜40kg軽くなります。まず肥満を解消し、運動療法で筋力やバランス能力を向上させると、ひざの負担が減り、痛みもやわらぎます。
ベッド、洋式トイレ、椅子とテーブルなど、ひざにやさしい洋風生活をとり入れることも大切です。

物理療法

物理療法とは、熱、電気、光、水、マッサージなど、物理的な方法で治療を行う方法です。ひざをあたためて血行をよくしたり、炎症で腫れているときは冷やして炎症を鎮めたりします。あたためるときは、お風呂や温泉に入るのもよいでしょう。

装具療法

O脚を矯正する足底板、ひざを支える支柱付き装具やサポーターでひざを安定させて負担を軽くし、痛みをやわらげます。

運動療法
運動療法についてはこちらのページをご覧ください。

運動療法

薬物療法
薬物療法についてはこちらのページをご覧ください。

薬物療法

ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射についてはこちらのページをご覧ください。

ヒアルロン酸注射

手術療法

変形性膝関節症の手術は、次の3つが一般的です。

摩擦で傷ついた半月板をなめらかにする
関節鏡という内視鏡の一種で行うため、傷が小さくてすみます。おもにひざの内側の痛みが改善されます。
ひざの変形を矯正する
関節の骨が変形してO脚がひどくなっている人に対して行います。骨の一部を切って人工骨を入れ、金属で固定します。切った骨がくっついて治るまで2〜3カ月かかるものの、ひざに負荷のかかるスポーツなどができるようになる可能性があります。
人工関節に置き換える
骨の表面をけずり、人工関節をかぶせます。痛みの原因となっている部分の骨をけずってしまうので、痛みをとる効果の高い手術です。手術後は、あまり激しい運動はできません。